BOSE、直営店119店を閉鎖へ オンラインに軸足移行

BOSEが世界の直営小売店119店を閉鎖する/Shutterstock

BOSEが世界の直営小売店119店を閉鎖する/Shutterstock

ニューヨーク(CNN Business) 米音響機器大手BOSEは17日までに、オンライン通販への軸足の移行を理由に、世界の直営小売店119店を閉鎖する方針を明らかにした。

BOSEによると、閉鎖されるのは北米や欧州、日本、オーストラリアの店舗。中国やアラブ首長国連邦(UAE)、インド、一部のアジア諸国にある約130店については営業を続ける。

BOSEは閉店の理由について、顧客はオンラインで製品を購入していることから、実店舗は必要ないと説明した。同社はインターネット上に加え、ベストバイやターゲットなどの大型小売店でも販売を行っているほか、アマゾンの通販サイトにも店舗を持つ。

BOSEは影響を受ける従業員の数を公表しない方針だが、退職金は支払うという。グローバル販売部門の幹部、コレット・バーク氏は「難しい」判断だったと述べ、店舗従業員に感謝の意を示した。

BOSEの店舗閉鎖は、小売業の苦境が今年も続く可能性を浮き彫りにしている。米国の小売業者は昨年、前年比59%増となる9302店の閉鎖を発表。調査会社コアサイトリサーチがデータ追跡を始めて以来、最多の数字となった。

スイス金融大手UBSのアナリストの試算によると、小売業界では現在、オンライン販売が売上高の約16%を占めるが、この割合は2026年までに25%に増加する見通し。これにより、26年までに衣料品店2万店超、家電店1万店を含む7万5000店が閉店を強いられる可能性があるという。

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