貿易摩擦回避の米中通商協議、大きな対立点埋まらず

米中の代表団は、通商問題の協議を進展させるべく一段の作業が必要との認識で一致した

米中の代表団は、通商問題の協議を進展させるべく一段の作業が必要との認識で一致した

香港(CNNMoney) 貿易摩擦の回避を探る今週の米中通商協議で中国政府は5日までに、一定の進展は得られたものの一部の問題での大きな対立点は依然埋まっていないとの現状認識を示した。

米側からムニューシン財務長官ら経済閣僚、中国からは劉鶴(リウホー)副首相らが参加した協議は北京で2日持たれた。中国国営の新華社通信によると、双方は今後も密接な連絡を維持することで合意した。

新華社電によると、両国は中国による対米輸入の増加、サービス業の貿易拡大や知的財産保護では合意した。ただ、合意事項の詳細には触れなかった。一部の分野での大きな意見対立は残り、進展を生むためのさらなる作業が必要ともした。

米ホワイトハウスは今回の協議について公正な貿易を目指し率直な意見交換の場だったと形容。米側代表団は米国の企業や従業員の利益となる公正な貿易や投資条件の確保に努めたと述べた。

米中貿易関係はここ数カ月、相手国の輸入品に高率関税を新たに課す警告合戦が続いていた。米政府は中国の通信機器大手に米国産品の輸入禁止を科す締め付けにも踏み切った。

トランプ大統領は以前、中国に対し対米貿易での黒字を1000億ドル(約10兆9000億円)削減することを要求。米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、米国は北京での今回の協議で、この幅を2020年までに2000億ドルに拡大し、ハイテク産業への補助金中止や米国からの輸入品への関税削減なども要求した。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]