米FRB、利上げを発表 景気回復受け判断

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FRBの発表とイエレン議長の記者会見を受け、米株式市場でダウ工業株30種平均は224ポイント上昇した。

FRBは2008年12月以来、金利をほぼゼロに据え置いてきた。景気の刺激と、バブル崩壊に見舞われた住宅市場を立て直すための措置だった。

しかし既に危機的な状況を脱し、2009年に最悪の10%となった失業率は5%にまで改善した。賃金も最近になって上昇し始めている。

FRBの委員会は16日、9月の時点で2.3%としていた来年の成長見通しも2.4%へと引き上げた。来年の失業率は、4.8%としていた予想を4.7%に下方修正した。

インフレは2%を目標としているが、現時点ではゼロに近く、2%の目標に届くのは2018年と予想している。

今回の利上げは2006年以来。2016年以降はさらなる利上げが予想される。

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