サウジで高さ1キロ、200階建てビル構想 世界一規模

2014.04.19 Sat posted at 16:44 JST

[PR]

(CNN) サウジアラビア西部の紅海に臨むジッダ市で完成すれば世界一の高層ビルとなる高さ「約1キロ、200階建て」ビルの建設計画が進められている。

地元紙サウジ・ガゼットによると、同ビル「キングダム・タワー」の総工費は推定12億3000万ドル(約1255億円)。中東の建設業界関連サイトによると、工事は来週にも着手される可能性がある。

同紙によると、建設に必要なコンクリートの量は約52万9547平方メートル分で、鋼鉄は約8万トン。この事業に絡む建設コンサルタントは最近、キングダム・タワー建設に必要な資材の実験が実施されたことも明かしていた。

ギネスブックが現在認定する世界一の高層ビルはアラブ首長国連邦(UAE)ドバイにある高さ約827メートルの「ブルジュ・ハリファ」。

キングダム・タワーは沿岸部に建つこともあり、土壌への塩水の影響も無視出来ない。同ビルの土台部分の深さは約60メートルと計算され、紅海が原因の塩水の浸食を防ぐ措置が不可欠となる。このため異なる材料を使ったコンクリートの強度テストも必要となる。

潮風など風圧に耐えられる建物設計も重要だ。キングダム・タワーでは数階ごとに異なる外部形状の設計となり、風圧の威力を削ぐことを狙う。

コンクリート資材を上階へ持ち上げる作業の方法も大きな課題となる。約16万9901立方メートル分を使ったブルジュ・ハリファ建設の例に倣うとみられる。コンクリートを注ぎ込んで各階を積み上げる作業は、コンクリートがかたまるのに適した気温を持つ夜間に実施される見通しだ。

メールマガジン

[PR]