超高速「ハイパーループ」計画、ロスからサンフランシスコまでわずか30分

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「気送管」と同様の原理で動くという=イーロン・マスク氏提供

「気送管」と同様の原理で動くという=イーロン・マスク氏提供

同氏はもともと、同計画にはコストがかかりすぎるとの認識から、ハイパーループの開発を思い立ったという。自身が最高経営者(CEO)を務める宇宙開発ベンチャー「スペースX」と電気自動車メーカー「テスラ」の従業員約1000人からアイデアを募った。

同氏は数カ月前からハイパーループの構想に言及していたが、自身は開発に直接関与せず、成果は無償で公開するとだけ語っていた。12日の発表に際し、試作プロジェクトについてはほかに名乗り出る者がいなければ自分が手掛け、3~4年以内に完成させると述べた。

超高速列車のアイデアとしては現在、コロラド州のベンチャー「ET3」が真空チューブを使った磁気浮上式システムの開発を進めている。摩擦を排除することで時速6400キロというスピードを実現し、ニューヨーク―ロサンゼルス間を約45分で移動できるようになるという。

マスク氏はこのシステムについて、「それだけ大規模で出入り口の多いチューブの中で真空状態を維持するのはほぼ不可能だ」との見方を示した。

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