米アップル、クリミアをロシア領と表示 ウクライナ反発

アップルの地図アプリがロシアの利用者向けにクリミア半島をロシア領とする表示を開始し、ウクライナが反発/Apple Maps

アップルの地図アプリがロシアの利用者向けにクリミア半島をロシア領とする表示を開始し、ウクライナが反発/Apple Maps

ロンドン(CNN) 米アップルがロシアの利用者向けのアプリで同国が2014年に強制編入したウクライナ・クリミア半島をロシア領とする表示を30日までに開始し、ウクライナが反発する騒ぎとなっている。

ウクライナのプリスタイコ外相は「同社はハイテクと娯楽面に集中すべき」とし、「得意でもない国際政治に立ち入るべきではない」とツイッター上で反論した。アップルの報道担当者にコメントを求めたが返答はなかった。

ロシア内のCNN記者は、アップルの地図のアプリでクリミア半島のセバストポリなどの都市がロシア領に組み込まれているのを確認。地図ではまた、ウクライナと半島の間に国境線が描かれていた。ロシアと半島の間に位置するケルチ海峡は国境と明示されていなかった。

一方、ロシア国外のユーザー向けの地図のアプリでは半島はウクライナの一部と示されている。天気情報用のアプリでは半島の帰属国は明確に表記されていない。

ロシア国会はここ数カ月間、アップルに対しアプリでの半島の帰属についてロシアの国内法に準じるよう促していた。国会は27日、同社の代理人が委員会の1つに半島の「不正確」な表示方法がロシアの立法措置に沿って「最終的に除去された」とも発表していた。

ウクライナと米国を含む西側諸国はロシアによる半島編入は違法行為と批判し、経済制裁も科している。

クリミア半島の帰属の扱いについては米国のIT大手のグーグルも自社の地図でロシア側の要求に屈するような形で半島とウクライナの間に境界を引いている。ロシア国外ではこの境界線は点線で表現している。通常の国境線は黒色の線で分けられている。

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