子ども13人監禁事件の夫婦、飼い犬には豊富に餌やり 米

両親が自分の子ども13人を監禁していた事件で、飼い犬2匹は元気な状態だった

2018.01.20 Sat posted at 14:19 JST

(CNN) 米カリフォルニア州ペリスで夫婦が自分たちの子ども13人を監禁していた事件で、地元当局は20日までに、保護された飼い犬2匹は豊富に餌を与えられていたと明らかにした。当局者がこの家に到着した際、子どもの大半は満足に食べ物を与えられておらず、やせ細っていた。

ペリス市報道官は1歳の雑種マルチーズ犬2匹について、「状態は良好だ。非常に元気で人懐こい」と説明。新たな受け入れ先となる家庭の抽選結果を来月5日に発表すると明らかにした。抽選に参加できるのは市民のみで、来週応募し、当局による家の確認に備える必要がある。

犬は人に会うとほえて尻尾を振っており、幸せそうに見えるという。新たな飼い主のもとに送られる前に予防接種などを受ける見通し。

事件ではデービッド・ターピン被告と妻のルイーズ被告が逮捕され、虐待などの罪で訴追された。両被告ともすべての罪状について無罪を主張している。

両被告は子どもに水を与えておらず、厳しいスケジュール管理で少量を食べさせていたとされる。検察によれば、29歳の子どもは体重がわずか37キロほどだったほか、他の子どもはやせ細っていて実際の年齢よりも幼く見えたという。

夫婦が子ども13人を監禁

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