イスラエル軍、「イスラム聖戦」指揮官を殺害 ヨルダン川西岸攻撃続行
イスラエル軍によると、ヨルダン川西岸北部のジェニンとトルカレムで実施した作戦では、初日にテロリスト12人を殺害し、道路の下に仕掛けられていた爆弾数十発を処理した。
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は29日、ヨルダン川西岸に対するイスラエルの作戦に「深い憂慮」を示し、「子どもを含む人命の喪失を強く非難する。作戦の即時停止を求める」とした。
ヨルダン川西岸はイスラエルが1967年にヨルダンから奪い、国際法では違法とされるユダヤ人入植地を拡大している。
パレスチナ保健省は27日、ヨルダン川西岸と東エルサレムで昨年10月7日以来、子ども150人を含むパレスチナ人652人が殺害され、5400人以上が負傷したと伝えた。