ロシア軍が占領地で米スターリンクを使用 ウクライナ当局が「確認」

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前線でインターネット接続のために置かれるスターリンクのシステム=2023年12月28日、ドネツク州/Pierre Crom/Getty Images/File

前線でインターネット接続のために置かれるスターリンクのシステム=2023年12月28日、ドネツク州/Pierre Crom/Getty Images/File

(CNN) ウクライナ国防省情報総局は10日までに、ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州の占領地で米スペースXの衛星通信システム「スターリンク」を使っていることを確認した。

同州に展開するロシア軍第83空中強襲旅団のインターネット接続に、スターリンクの端末が使われていることを示す会話を傍受したという。

スペースXは、ロシアの政府や軍とは一切取引がないと主張。禁止対象や無許可の端末使用者がいるとの情報が入った場合は調査して、確認されれば端末を無効化すると述べた。

また、ロシア領内でスターリンクのサービスは使用できないと説明したが、ウクライナ側のロシア占領地で使えるかどうかには言及しなかった。

スターリンクはウクライナ軍の通信に重要な役割を果たしてきた。同国国防省のブダノフ情報総局長は昨年、スターリンクをすべての前線で活用していると言明した。

戦場でのスターリンク使用をめぐっては、スペースXを率いる実業家イーロン・マスク氏の半生記の中で、同氏が昨年、ロシア艦隊に対するウクライナの奇襲攻撃を阻止するために、クリミア半島沿岸部でスターリンクの通信網を切断するようひそかに指示を出したことが明かされている。

爆発物を載せてロシア艦隊に接近していたウクライナ軍の無人潜水艇は、接続を切られ、陸に打ち上げられた。

半生記によると、マスク氏はロシア当局高官らとの会話を通し、ロシアはウクライナの攻撃に核兵器で報復する恐れがあると判断して、攻撃の妨害を指示したという。

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