ハマスとの一時停戦延長で合意 イスラエル軍発表
(CNN) イスラエル国防軍(IDF)は30日午前、イスラム組織ハマスとの間の一時停戦が失効直前に7日目へと延長されたと明らかにした。
一時停戦の延長は2回目。当初は4日間の予定で24日に始まった。
これまで停戦合意に基づきイスラエル人の人質70人が帰還した。戦闘休止の期間中、合意の枠外で二重国籍のイスラエル人3人、外国籍の24人も解放された。
複数の当局者によると、人質解放と引き換えに、パレスチナ人210人がイスラエルの刑務所から釈放されたという。
IDFは失効予定時刻の数分前、さらなる人質解放に向けた協議が進む中、ハマスとの戦闘の「作戦休止」を継続すると発表。
ハマスも声明で、一時停戦が7日目に延長されると確認した。
ハマスはこれより前、イスラエル側が女性や子ども7人の身柄と、イスラエルの爆撃で死亡したとハマスが主張する3人の遺体の受け取りを拒否したために、延長交渉は行き詰まったと述べていた。