米軍オスプレイ、屋久島沖で墜落 8人搭乗

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沖縄県那覇市にある米軍の港湾施設から飛び立つオスプレイ=3月20日撮影/Kyodo News/Getty Images/File

沖縄県那覇市にある米軍の港湾施設から飛び立つオスプレイ=3月20日撮影/Kyodo News/Getty Images/File

東京(CNN) 海上保安庁によると、29日に米軍の輸送機オスプレイが鹿児島県の屋久島沖で墜落した。

海上保安庁の報道官によれば、午後2時47分に墜落の情報が入り、海保の巡視船と航空機が現場に出動した。

搭乗者8人のうち1人が、捜索に協力している地元の漁船に発見された。容体についての情報はなく、ほかにけが人がいるかどうかも明らかでない。

鹿児島県の屋久島空港管理事務所は同日午後、米軍から鹿児島空港への緊急着陸を要請する連絡を受けたという。

オスプレイの事故はこれまでに何件も報告されている。8月にはオーストラリアでの演習で墜落事故が起き、米海兵隊員3人が死亡、数人が重傷を負った。

昨年は米カリフォルニア州での訓練飛行中に発生した墜落事故で、米海兵隊員5人が死亡。ノルウェーで実施された北大西洋条約機構(NATO)の演習でも、オスプレイの墜落で米兵4人が亡くなった。

オスプレイはヘリコプターのように垂直に離着陸する機能と、通常の固定翼機のように高速で水平飛行する機能をあわせ持っている。安全性に問題はないとされるが、これまでに機械的な故障や操作上の問題が起きている。

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