聖なる川を覆う有害物質の白い泡、首都は大気汚染深刻化 インド

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水質汚染による泡で覆われたヤムナ川=9月10日、インド・ニューデリー/Salman Ali/Hindustan Times/Getty Images

水質汚染による泡で覆われたヤムナ川=9月10日、インド・ニューデリー/Salman Ali/Hindustan Times/Getty Images

ヒンドゥー教の信者はこの川に厚く積もった泡に囲まれて儀式を行うことがある。毎年行われる太陽神をまつる祭りでは、泡をかき分けながら沐浴(もくよく)して祈りをささげる信者もいる。

今週は有害な泡に加えてニューデリーがスモッグに覆われ、住民が空気清浄機を買ったりマスクを着用したりする対応を迫られた。

スイスの大気指数会社IQAirによると、ニューデリーの大気汚染はここ数日間、世界最悪の状況が続いている。9日の大気質指数は有害とされる517だった。

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