ウクライナ、ロシア黒海艦隊の司令官死亡と発表

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ウクライナが死亡したと主張するロシア軍黒海艦隊のビクトル・ソコロフ司令官/Alexey Pavlishak/Reuters

ウクライナが死亡したと主張するロシア軍黒海艦隊のビクトル・ソコロフ司令官/Alexey Pavlishak/Reuters

(CNN) ウクライナ特殊作戦軍は25日、ロシアに一方的に併合されたウクライナ南部クリミア半島のセバストポリ近郊にある軍施設に22日に実施した攻撃で、ロシア軍黒海艦隊のビクトル・ソコロフ司令官を含む34人が死亡、100人以上が負傷したと発表した。

CNNはソコロフ氏の死亡や死者数を独自に確認できておらず、ロシア国防省にコメントを求めている。

ロシア側は軍人1人が行方不明と発表している。

ウクライナは最近、クリミアにあるロシア軍の戦略目標に対する攻撃を強めている。政府関係者は、22日の攻撃でセバストポリから数キロの町にあるロシアの司令部の攻撃に成功したと語った。ウクライナ特殊作戦軍は先ごろ、SNS「テレグラム」に掲載した声明で、ロシア海軍幹部が会合を開くタイミングを狙って「カニのわな」と呼ばれる作戦が実施され、幹部を含む数十人が死傷したと述べていた。

米シンクタンクの戦争研究所は、衛星写真から「黒海艦隊司令部第744通信センターへの攻撃」が確認されたとしている。

ウクライナ国防省情報総局のアンドリー・ユーソフ報道官は、ロシアがクリミアを「兵たんのハブ」にしていると指摘し、ウクライナの「究極的な目標は占領解除にある」と述べた。

ロシア国営タス通信によると、ソコロフ氏はクリミアのロシア軍施設が度重なる爆発の被害を受けていた昨年8月に黒海艦隊司令官に任命された。2013年から20年まで北方艦隊の副司令官を務め、20年からは海軍兵学校のトップに就いていた。

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