ローマ教皇、モンゴルでミサ 中国の信者に「良き市民であれ」と語りかけ

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ミサを行うローマ教皇フランシスコ=3日、モンゴル首都ウランバートル/Pedro Pardo/AFP/Getty Images

ミサを行うローマ教皇フランシスコ=3日、モンゴル首都ウランバートル/Pedro Pardo/AFP/Getty Images

(CNN) ローマ教皇フランシスコ(86)が3日、モンゴルの首都ウランバートルでミサを行い、中国のカトリック教徒に向けて「良き市民、良きキリスト教徒であれ」と語りかけた。教皇が公の場で中国の宗教の問題に言及するのは異例。

フランシスコ教皇のモンゴル訪問は初めて。モンゴルは、教皇がウクライナ侵攻を批判したロシアと、政府が宗教を厳格に統制する中国の間にはさまれている。

中国国内のカトリック教徒は公式統計で約600万人。しかし中国政府の監視の目を逃れて密かに活動する信者を含めると、もっと多い可能性もある。

フランシスコ教皇は、香港教区の周守仁(スティーブンチョウ)次期枢機卿と前任の湯漢(ジョントン)枢機卿の手を取って「きょうだい司教」と呼び、両司教のモンゴル訪問の機会を利用して「気高い中国の方々に温かいあいさつを送りたい」と述べ、こう続けた。

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