F16戦闘機のウクライナ軍パイロット訓練、来月にも開始 ルーマニア

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NATOの演習に参加したルーマニア空軍のF16戦闘機=4日/John Thys/AFP/Getty Images

NATOの演習に参加したルーマニア空軍のF16戦闘機=4日/John Thys/AFP/Getty Images

(CNN) 東欧ルーマニアで早ければ来月にもウクライナ軍のパイロットに対してF16戦闘機の操縦訓練が開始される見通しであることがわかった。現在行われている協議に詳しい情報筋が明らかにした。

ルーマニアにある空軍基地が訓練先に指定された。

ルーマニアが現在保有するF16は16機。さらに32機がノルウェーから来年末までに到着する見込み。

情報筋によれば、F16のフライトシミュレーターを製造元のロッキード・マーチンに要請する準備も行われている。

ルーマニアには、2000時間以上の飛行経験を持ち、資格のあるルーマニア人の教官が約10人いる。

訓練プログラムの期間は決まっていないものの、ウクライナのレズニコウ国防相は11日、6カ月以内に成果が出ることを期待していると述べた。

防衛分野の専門家によれば、訓練プログラムについては2カ月間にわたって激しい交渉が行われている。ルーマニア空軍と他の同盟国が、北大西洋条約機構(NATO)のパイロットと、近い将来にはウクライナのパイロットの両方にトレーナーを提供するという。

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