核使用しないよう習氏がプーチン氏に警告と英紙報道、ロシアは否定
署名式で握手を交わす中国の習近平（シーチンピン）国家主席（左）とロシアのプーチン大統領＝３月２１日、ロシア・モスクワ/Getty Images
（ＣＮＮ） ロシアのペスコフ大統領報道官は５日、中国の習近平（シーチンピン）国家主席がロシアのプーチン大統領との会談の際、核兵器を使用しないようにプーチン氏に警告したとの英紙フィナンシャル・タイムズの報道内容を否定した。
同紙によれば、習氏は３月にモスクワでプーチン氏と対面で会談した際、警告を行ったという。ペスコフ氏は報道について「作り話だ」と指摘した。
ペスコフ氏は「この重要な訪問の結果、多くの情報が提供され、交渉の根幹部分は署名された文書に明記された。それ以外は全て作り話だ」と述べた。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まった２０２２年２月以降、習氏とプーチン氏の近しい関係は注目を集めている。
ペスコフ氏の発言の前には、ウクライナの当局者がウクライナ中南部のザポリージャ原発に対するロシアの攻撃の可能性を警告していた。
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本記事を当初「英紙報道、習主席がプーチン氏に核使用を警告 ロシアは否定」のタイトルで公開しましたが、「核使用しないよう習氏がプーチン氏に警告と英紙報道、ロシアは否定」に修正しました。
第１段落「ロシアのペスコフ大統領報道官は５日、中国の習近平（シーチンピン）国家主席がロシアのプーチン大統領に対して核の使用を警告したとの報道を否定した。」を「ロシアのペスコフ大統領報道官は５日、中国の習近平（シーチンピン）国家主席がロシアのプーチン大統領との会談の際、核兵器を使用しないようにプーチン氏に警告したとの英紙フィナンシャル・タイムズの報道内容を否定した。」に修正しました。
