ウクライナのNATO加盟、戦争中は議題にならず 事務総長

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北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長/Virginia Mayo/AP

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長/Virginia Mayo/AP

(CNN) 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は28日までに、ウクライナが求めるNATOへの加盟問題について、ロシアとの戦争が続く間は「(機構内の)議題にはならない」との見通しを示した。

ベルギー・ブリュッセルでの会合で述べた。ウクライナ戦争を受け同国の加入がより容易になっているのかとの質問には「どちらとも言えない」と説明。その上で、「誰もが戦争の最中に機構の一員になることは議題にならないことを認識していると考える」とした。

いずれにしてもこの問題は戦争が終結した時、より多くの関心を集めるだろうと指摘。戦争の発生でウクライナがNATO側へさらに近づく状況が出来たのは確かでもあるとも語った。

ストルテンベルグ事務総長はさらに、ウクライナの加入問題をめぐっては機構内にいくつかの異論があることは認めながらも、「全加盟国はウクライナが加わるだろうことでは(基本的に)意見が一致している」ともつけ加えた。

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