ロシア軍、バフムートで地雷除去開始 親ロシア派の当局者が明かす

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バフムートでロシア国旗を持つ民間軍事会社ワグネルのエフゲニー・プリゴジン氏/Prigozhin's Press Service/Telegram

バフムートでロシア国旗を持つ民間軍事会社ワグネルのエフゲニー・プリゴジン氏/Prigozhin's Press Service/Telegram

(CNN) ウクライナ東部の要衝バフムートで、ロシア軍が地雷の除去を開始している。東部ドネツク州で親ロシア派勢力が名乗る「ドネツク人民共和国」の幹部、デニス・プシリン氏が明らかにした。

プシリン氏は22日、ロシアのテレビで「予備的段階の地雷除去作業が進行している」と述べた。ロシア国営タス通信がコメントを報じた。

「同市を解放したロシア軍は、建物に爆発物が仕掛けられていないか調べている。地雷除去の完遂は我々にとって重要だ。非常に骨が折れる、困難な作業だが、現地の戦闘がそれだけの規模だったということだ」(プシリン氏)

ロシアの民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏も、自身のSNSテレグラムで地雷除去作業が始まったことを確認した。

同氏は20日、数カ月にわたる過酷な攻勢を経てバフムートを完全掌握したと主張。翌日には、ワグネルの部隊がウクライナ東部の前線から全面撤退すると明らかにしていた。「奪取を約束した土地は最後の数平方センチまで制圧した」としている。

ワグネル撤退後の自分たちの陣地は、ロシア国防省に引き渡すとした。

一方ウクライナは、バフムート西部の狭い区域を保持していると主張。同市を囲む地域では前進しており、有利な立場にあると強調している。

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