キーウにドローン攻撃、防空システムで「大半を撃墜」

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ドローン(無人機)の破片を調べる救急隊や警官=14日、ウクライナ・キーウ州/Gleb Garanich/Reuters

ドローン(無人機)の破片を調べる救急隊や警官=14日、ウクライナ・キーウ州/Gleb Garanich/Reuters

(CNN) ウクライナ北部キーウ(キエフ)州からの情報によると、同州で14日朝、イラン製のドローン(無人機)による攻撃が相次いだ。クレバ知事は同日、防空システムで大半のドローンを撃墜したと述べた。

首都キーウのクリチコ市長はロシアからのドローン10機を撃墜したと述べ、軍政当局がさらに1機を撃ち落としたと発表した。

当局の責任者はその後、同市に「2波」のドローン攻撃があり、このうち計13機を撃墜したと語った。破片が行政機関ビルを直撃し、住宅4棟も軽く損傷したが、死傷者は報告されていないという。

ウクライナ空軍はこの日にキーウが受けたドローン攻撃について、黒海北部の内海、アゾフ海の東岸から発射されたとの見方を示した。アゾフ海は北をウクライナ本土、西をクリミア半島、東をロシアに囲まれている。

キーウ市のテレビチャンネルが同日、SNS「テレグラム」に投稿した動画には、「リャザン用」と書かれたドローンの破片が映っていた。

「リャザン用」と書かれたドローンの破片/Gleb Garanich/Reuters
「リャザン用」と書かれたドローンの破片/Gleb Garanich/Reuters

ロシア軍が先週、ウクライナ軍によるドローン攻撃を受けたと主張したロシア西部リャザン州の空軍基地を指している可能性がある。

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