WHO、サル痘めぐり「緊急事態」判断へ 名称変更も検討

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サル痘が公衆衛生上の緊急事態に該当するかを判断するWHOの会合が開かれる/Cynthia S. Goldsmith, Russell Regner/CDC via AP

サル痘が公衆衛生上の緊急事態に該当するかを判断するWHOの会合が開かれる/Cynthia S. Goldsmith, Russell Regner/CDC via AP

(CNN) 世界保健機関(WHO)は各国で感染が広がっている「サル痘」について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当するかどうか判断する緊急会合を開く。テドロス・アダノム事務局長が14日、スイス・ジュネーブで行った記者会見で明らかにした。

テドロス事務局長は「明らかに異常な状況だと思う。同ウイルスは、過去の挙動とは違う異常な挙動をしている」と述べ、「それだけでなく、影響を受ける国がどんどん増えている。地理的な広がりを考えると、協調して対応する必要がある」と指摘した。

WHOはPHEICを「疾病の国際的な拡大を通じて他国に公衆衛生上のリスクをもたらし、国際間の協調した対応を要する可能性があると認められる異常事態」と定義している。

現在はポリオが2014年から、新型コロナウイルス感染症は20年から、PHEICが宣言されている。

H1N1インフルエンザは09~10年、エボラ出血熱は14~16年、ジカウイルス感染症(ジカ熱)は16年にPHEICが宣言されていた。

テドロス事務局長はまた、「サル痘」の名称や分類の変更も検討していると述べ、「新しい名称についてはできるだけ早く発表する」とした。

今年に入ってこれまでに確認された症例は39カ国で1600例を超え、感染が疑われる症例はほぼ1500例に上る。39カ国のうち7カ国では何年も前からサル痘の症例が確認されていたが、残る32カ国は新規の感染だった。

過去に感染が確認されていた国では今年に入って72人の死亡が報告された。新たに感染が確認された国では死者は報告されていないものの、ブラジルでサル痘関連の死者が出たとの情報があり、WHOが確認にあたっている。

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