マリウポリの製鉄所に「絶え間ない攻撃」 一部救出の後から

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アゾフスターリ製鉄所付近で大きな煙が立ち上る様子=2日、マリウポリ/From Telegram

アゾフスターリ製鉄所付近で大きな煙が立ち上る様子=2日、マリウポリ/From Telegram

(CNN) ウクライナ東南部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所が2日から再びロシア軍の激しい攻撃を受けている。ここには数週間前から多数の市民が取り残され、1日に一部の救出が始まったばかりだった。

製鉄所内で抵抗を続ける元地元民兵組織の内務省軍「アゾフ連隊」の副司令官は2日、ロイター通信とのインタビューで、第1陣の救出が実現したことへの感慨を語り、今後さらに子どもたち20人と女性や高齢者を含む市民100人が退避できることを願っていると述べた。

だがマリウポリ巡回警察の責任者がCNNに語ったところによると、製鉄所では1日に市民約100人が救出されて赤十字のチームが去った後、2日早朝から絶え間なく、火砲や艦載砲による攻撃や空爆が続いている。2日に予定されていた2回目の退避作戦は中止された。

アゾフ連隊はSNS「テレグラム」上で、2日深夜に製鉄所への侵入を図ったロシア兵5人を殺害したと報告した。

一方、マリウポリ市議会はテレグラムを通し、市内に残る住民らの避難が3日に予定されていると発表した。国連と赤十字の仲介で正式な合意が成立したという。避難用の車列は現地時間の同日午前7時、マリウポリの西隣に位置するロシア支配下のベルジャンスク付近から出発することになっている。

ウクライナ南西部の港湾都市オデーサでは2日、ロシア軍のミサイル攻撃でインフラが破壊され、複数の死傷者が出たとされる。民間空港の近くにある教会にミサイルが撃ち込まれたとの情報もある。

また米情報当局によると、ロシア軍はウクライナ東部で2月に親ロシア派による「人民共和国」の独立を承認したドネツク、ルガンスク両州の分離派支配地域で、5月中旬までに「住民投票」を実施し、併合を目指すとみられる。さらに南部ヘルソン州にも同様の「人民共和国」を樹立し、併合する計画があるという。

北東部にあるウクライナ第2の都市ハルキウ周辺では、ウクライナ軍が反撃を続けている。軍は2日、同市の北側と西側の村を新たに奪還したと発表した。

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