ウクライナで大統領側近狙った暗殺未遂、10発超の弾丸が車に命中

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ゼレンスキー大統領(左)とシェフィール氏(右)。キエフでの会合で2019年9月に撮影/Sergii Kharchenko/NurPhoto via Getty Images

ゼレンスキー大統領(左)とシェフィール氏(右)。キエフでの会合で2019年9月に撮影/Sergii Kharchenko/NurPhoto via Getty Images

その一方、シェフィール氏は事件後、内務省の会見に姿を見せ、「私の方から言えるのは、今回の企てが権力の最高レベルを脅すためになされたものということだけだ。だが我らが大統領には強い意志があり、何をもってしても彼を脅せない。彼は正しい道を選び、自らの道を歩んでいる。国民は彼を支持している」と話した。

当局は容疑者や犯行動機を確定できていない。大統領府トップの顧問を務めるミカイロ・ポドリアック氏は、今回の事件が新興財閥の影響力をそぐ政策に関係しているかもしれないとの見方を示した。ゼレンスキー氏は事件後、腐敗との闘いや国の改革の取り組みをを継続すると誓った。

一部の同国議員は本件に「ロシアの痕跡」があるとの見方を示したが、ロシア大統領府はそれを否定した。

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