英バッキンガム宮殿、非白人の職員は8.5% 「もっと努力必要」

バッキンガム宮殿が職員に占める非白人の割合を8.5%と報告した/Rob Stothard/Getty Images

バッキンガム宮殿が職員に占める非白人の割合を8.5%と報告した/Rob Stothard/Getty Images

ロンドン(CNN) 英バッキンガム宮殿はこのほど発表した年次会計報告書で初めて、職員に占める非白人の割合が8.5%にとどまることを明らかにした。2022年末までに10%とすることを目標に掲げている。

2011年の国勢調査によると、イングランドとウェールズの人口に占める非白人の割合は14%、スコットランドは4%だった。

報告書は、英王室が推進する多様性戦略にも言及している。この戦略は、ヘンリー王子と妻のメーガン妃が今年3月のインタビューで英王室内の人種差別について告発する以前から存在していた。

報告書の公表に当たって英王室の幹部は、多様性・包括性を目指すポリシーや研修、制度の存在を強調し、「まだ望むような結果は出ていないが、改善に向け尽力している」と説明。「改善に向けた取り組みについてオープン性と透明性を期すために、多様性に関する統計を初めて公表することにした」と述べている。

さらに、エリザベス女王や王室一家は公務を通じて多様性の推進や受け入れに務めてきたと強調し、「従ってわれわれの職員も、われわれの社会を反映させる必要がある」と指摘。外部のアドバイザーや草の根団体などからもさまざまな意見が寄せられていると述べ、「われわれはもっと力を入れなければならないと認識している」とした。

今回の報告書では、メーガン妃に向けられたいじめ疑惑に関して現在行われている調査には言及していない。王室は外部の法律事務所と契約し、疑惑に関する調査を行っている。

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