武漢研究員の疾患で新情報、ウイルス発生源の論議再燃も 米報告書

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WHOの調査団が調査を進める中、武漢のウイルス研究所前に立つ警備員=2021年2月3日/Hector Retamal/AFP/Getty Images

WHOの調査団が調査を進める中、武漢のウイルス研究所前に立つ警備員=2021年2月3日/Hector Retamal/AFP/Getty Images

(CNN) 中国・武漢のウイルス研究所の研究員数人が2019年11月に体調を崩して入院していたことが、米情報機関の報告書で明らかになった。この情報について説明を受けた2人の人物が明らかにした。研究員の症状の重症度に関する新たな情報が明るみに出たことで、新型コロナウイルスの発生源に関する論議が再燃する可能性もある。

トランプ前政権が今年1月に公表した国務省の報告書には、2019年に武漢研究所の研究員が体調を崩したことは記載されていたが、入院した事実までは記載されていなかった。武漢で新型コロナウイルス感染症のような症状を発症した初の患者について、中国は世界保健機関(WHO)に同年12月8日に確認したと報告している。

この情報について説明を受けた人物によると、研究員が呈していた症状については米情報機関もまだ不明としており、新型コロナウイルスの発生源については、中国から来たという事実以上のことは確証を持つには至っていない。

新型コロナウイルスは動物と人との接触を通じて感染が広がった可能性が最も大きいとする見方は現在も変わっていない。ただ、コウモリのコロナウイルスに関する研究が行われていた武漢研究所から、手違いでウイルスが流出した可能性も排除されたわけではないという。

関係者によると、新型コロナウイルスの発生源について調査している米下院外務委員会では先週、この問題に関して極秘の説明が行われた。この説明の中で、研究員の入院について記載した情報機関の報告書に言及があったかどうかについて、この関係者はコメントを避けている。

米情報機関の現役の当局者や元当局者は、武漢の研究所から手違いで流出したとの考えは合理的との見解を示しつつも、その可能性について強い確信は持てないとしている。

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