イラン艇が米軍艇に異常接近、米側は警告射撃 ペルシャ湾

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米沿岸警備隊の船(右)の船首を横切るイランの艦艇=4月2日、ペルシャ湾南部の国際海域/US Navy

米沿岸警備隊の船(右)の船首を横切るイランの艦艇=4月2日、ペルシャ湾南部の国際海域/US Navy

(CNN) 中東に拠点を置く米海軍第5艦隊の報道官は、ペルシャ湾で26日夜、イラン革命防衛隊の高速艇3隻が米軍艇2隻に異常接近し、米軍側が警告射撃を行ったと発表した。

同報道官によると、イランの高速艇は米海軍の哨戒艇「ファイアボルト」と米沿岸警備隊の巡視船「バラノフ」から約62メートル以内まで接近した。

米軍艇は無線や拡声器で繰り返し警告したが、イランの高速艇はこれを無視。警告射撃の後でようやく安全な距離まで離れたという。

同報道官は、米側がイラン側と通信しながら既定の対応を取って行き違いを防ぎ、衝突を回避して緊張を抑えたと説明した。

ペルシャ湾では今月2日にも、イラン革命防衛隊の高速艇など4隻が米沿岸警備隊の2隻から約64メートル以内まで接近。米軍艇からの無線や警笛にもかかわらず、約3時間にわたり危険行為を続けた。

同報道官はこれに対しても、衝突のリスクを増大させる行為で国際ルールに違反すると非難していた。

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