英国とEU、交渉継続で合意 「合意なき離脱」の公算大と警告

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ジョンソン英首相(左)と欧州委員会のフォンデアライエン委員長/Aaron Chown/WPA Pool/Getty Images

ジョンソン英首相(左)と欧州委員会のフォンデアライエン委員長/Aaron Chown/WPA Pool/Getty Images

(CNN) 英国と欧州連合(EU)は、これまで13日としていた貿易交渉の期限後も交渉を続けることで合意した。だが合意なき離脱の公算は大きくなったと警告している。

欧州委員会のフォンデアライエン委員長と英国のジョンソン首相は、「土壇場の取り組み」と位置付けた9日の交渉でも合意に至らず、交渉期限を13日に延長していた。

13日には新たな交渉期限は発表されなかったが、フォンデアライエン委員長は「一層の努力」をする責任があると強調、ジョンソン首相との電話会談は「建設的で有意義」だったと言い添えた。

一方、ジョンソン首相は「重要課題に関してあまりにもかけ離れている」と述べ、「我々はWTO(世界貿易機関)条件、オーストラリア条件に備えなければならない公算が最も大きい」との見方を示した。

オーストラリアはEUとの間で自由貿易協定を結んでいない。「オーストラリア条件」はジョンソン政権内で、合意なき離脱の婉曲(えんきょく)表現として広く使われている。

ただしオーストラリアとEUは、製造業者が規制当局の承認を得るための負担軽減を目的とした相互承認協定を結んでいるが、英国とEUはそうした協定を結んでいない。

交渉が決裂した場合、英国はWTOの規則に従ってEUと貿易することを強いられ、新たな関税や手続きなどの障壁が発生する。

ジョンソン首相は、今後も合意を目指して貿易交渉を続けるとしながらも、1月1日までに妥結できない可能性もあると語った。

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