香港警察、27歳男を逮捕 大量の爆発物を押収

週末のデモ開催を控えるなか、爆発物などが押収された/Reuters/TVB

週末のデモ開催を控えるなか、爆発物などが押収された/Reuters/TVB

香港(CNN) 香港警察は19日夜、荃湾地区で武器工場に使われていたとみられる建物を捜索し、強力な爆薬を大量に押収した。20日の記者会見では、この捜索に関連して27歳の男を逮捕したことを確認した。

警察発表によると、建物の中から強力な爆薬2キロと火炎瓶10本、腐食性の液体、武器、金属製の棒が発見された。爆発物処理部門の責任者によると、香港でこれほど大量の爆発物が押収された例は過去にない。

香港の「逃亡犯条例」改正案に抗議するデモ関連のチラシも見つかったという。

爆薬の種類は調査中だが、殺傷能力の高い過酸化アセトン(TATP)が製造工程のさまざまな段階で見つかったとされ、20日朝から爆破処理の作業が始まった。

TATPは小さな刺激でも爆発を起こす危険性があり、2015年のパリ同時多発テロ、16年のベルギー連続テロ、17年に英マンチェスターのコンサート会場で起きた爆破テロ、ブリュッセル中央駅での爆破テロ未遂などで使われた。

警察が爆発物や火炎瓶などを押収した/Reuters/TVB
警察が爆発物や火炎瓶などを押収した/Reuters/TVB

また組織犯罪部門の責任者によると、逮捕された男は独立派の非合法組織「香港民族陣線」の名前が入ったTシャツを着ていた。

香港で続く大規模デモは20~21日も展開されている。19日の摘発で警官隊が増員されるかどうかについて、同責任者は明言しなかった。

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