ナジブ前首相宅に警察立ち入り マレーシア国営通信

2018.05.17 Thu posted at 11:58 JST

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(CNN) マレーシア国営ベルナマ通信などによれば、同国の警察は16日夜、首都クアラルンプールにあるナジブ前首相の自宅に立ち入った。警察による立ち入りの理由は現時点では不明。

ロイター通信は目撃者の話として、ナジブ氏がモスク(イスラム教礼拝所)での礼拝から戻った後、十数人の武装警官が同氏の自宅に入ったと伝えた。ベルナマ通信によれば、午後10時15分ごろ、警察車両16台とトラック1台が家の敷地に入っていくのが目撃されたという。

現地からの映像には、ナジブ氏宅の周りに大勢の記者が集まる様子が映っている。

ナジブ政権にはスキャンダルが付きまとい、先週の議会選挙ではベテラン政治家のマハティール氏に敗北を喫した。マハティール氏は現在92歳で、世界最高齢の指導者となっている。

ナジブ氏の人気は非常に低く、汚職疑惑や政府系ファンド「1MDB」の資金を横領した疑惑にも直面していた。ナジブ氏率いる旧与党連合・国民戦線はマレーシア独立以来、61年間にわたり国家運営を担ってきたが、総選挙でマハティール氏率いる政党連合に敗れる結果となった。

1MDB絡みの汚職疑惑をめぐりナジブ氏の訴追を求める声が出るなか、マレーシアの出入国管理当局は、ナジブ氏と妻の出国を禁止する措置を取っている。

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