エボラ流行のコンゴ、WHOがワクチンや対応チームを送る

14年にギニアのエボラ流行地域を訪問したCNN取材班。今回送られるワクチンはギニアで高い効果が確認された

14年にギニアのエボラ流行地域を訪問したCNN取材班。今回送られるワクチンはギニアで高い効果が確認された

(CNN) 世界保健機関(WHO)は15日までに、エボラ出血熱の流行が宣言されたコンゴ民主共和国(旧ザイール)に対し、流行の抑制に向けて4000回分のワクチンと緊急対応チームを送った。同国では39人の感染が疑われており、そのうち19人が死亡している。

WHOは、エボラが流行している地域での予防接種実施に向けて、同国の保健省や国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」と連携している。感染者と接触した人や、その接触者と接触した人に予防接種が行われる予定。

WHOの広報担当によれば、4000回分のワクチンがすでに発送されたほか、ワクチンの第2便も送られる見通し。

今回のエボラの流行は、同国北西部のビコロ地区で起きている。4月5日以降、39件の感染が報告された。

WHO幹部によれば、エボラが流行しているのは隣国のコンゴ共和国や中央アフリカと非常に近い地域。また、百万都市であるムバンダカにも近いことから状況を深刻に受け止めているという。

WHOによれば、「rVSV-ZEBOV」と呼ばれるワクチンは実験段階のものだが、人体に安全でエボラウイルスに対する高い効果がみられるという。2016年の研究では、14年から15年にかけてエボラが流行したギニアでの治験で100%の効果がみられたという。

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