サウジ、イエメンから発射のミサイル7発撃墜 1人死亡

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サウジ上空に飛来したミサイルが撃墜される様子

サウジ上空に飛来したミサイルが撃墜される様子

(CNN) サウジアラビア空軍は25日、隣国イエメンから発射されたミサイル7発を撃墜した。破片が住宅地に落下し、男性1人が死亡した。イエメンの反政府武装組織「フーシ」と戦う有志連合の報道官が明らかにした。

サウジの情報省はこれに先立ち、首都リヤドの上空でミサイル1発を撃墜したと発表していた。

ミサイル7発のうち3発はリヤドを狙って発射された。残り4発の標的はイエメンとの国境に近い南西部の3都市で、ハミースムシャイトに1発、ナジュラーンに1発、ジーザーンに2発がそれぞれ飛来した。

声明によると撃墜の結果、ミサイルの破片が「いくつかの住宅へ降り注ぎ」、エジプト人の住人1人が死亡した。物質的な被害も出ているという。

動画投稿サイト、ユーチューブには、撃墜時の爆発が夜空を明るく照らし出す様子や、幹線道路沿いに落下したミサイルの破片と思われる物体へ群がる人々の映像がアップロードされた。

有志連合は声明でミサイル発射を実行したのはフーシだと強調。サウジと周辺地域のみならず国際社会の安全保障にとっても脅威となる敵対的行為だと非難した。

サウジ空軍は昨年11月から12月にかけても、リヤドを標的とする少なくとも2発のミサイルを撃墜した。イエメンからのミサイルによりサウジ国内で死者が出るのは今回が初めて。

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