プエルトリコ全土で停電、ハリケーンで壊滅的被害

2017.09.21 Thu posted at 09:37 JST

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(CNN) 米自治領プエルトリコが猛烈なハリケーン「マリア」に直撃され、20日、全土で停電に見舞われた。カリブ海の諸国ではこれまでに7人が死亡している。

プエルトリコでは発電機がなければ電気が使えない状況で、知事報道官は20日、「100%の停電」が続いていると説明した。全土で樹木がなぎ倒されて大規模な洪水が発生し、インフラが破壊されるなど壊滅的な状況にあるという。20日夜の時点で1万人以上が避難を続けている。現時点で負傷者は確認されていない。

プエルトリコのロセジョ知事は20日夕から23日朝まで、午後6時から午前6時までの夜間外出禁止を発令した。

カテゴリー4以上のハリケーンがプエルトリコに上陸したのは85年ぶり。米国立測候所のレーダー2基も暴風雨で破壊され、救助要請が殺到しても救助隊がすぐには出動できない状況だった。

マリアは20日午後、勢力を弱めて5段階で下から2番目の「カテゴリー2」のハリケーンになった。しかし再び勢力が強まる見通しで、マリアが接近しているドミニカ国やタークス・カイコス諸島では20日夜にかけて高波や暴風雨が予想される。

アンティグア・バーブーダのブラウン首相によると、ドミニカではマリアの影響でこれまでに7人が死亡した。ドミニカのスケリット首相も自宅の屋根が吹き飛ばされるなどの被害を伝えている。

マリアは今後、米ノースカロライナ州に接近する可能性もある。

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