相次ぐアルビノ襲撃、国連「全滅の危機」 マラウイ

隣国タンザニアでも残虐行為が横行

(CNN) アフリカ南東部のマラウイでアルビノ(先天性色素欠乏症)の人々を狙った襲撃事件が相次ぎ、国連の専門家が「このままでは全滅してしまう」と警告を発している。

アルビノの人は生まれつき目や肌、髪などに色素がほとんどない。国連によれば、マラウイには現在、アルビノが約1万人いると推定される。

アフリカの一部の国々ではアルビノの体の一部が富や幸運をもたらすお守りになるとの迷信があり、アルビノを襲撃して手足を切り落とし、呪術医に売り渡す犯行が後を絶たない。殺害された遺体を墓地から掘り出す例もあるという。

国連の専門家で自身もアルビノのイクポンウォサ・エロ氏はこのほどマラウイを訪問し、「アルビノに生まれた子どもたちやその親は常に襲撃を恐れて暮らしている」「安眠できず、外出を必要最小限に抑える人も多い」と報告した。

国連によると、マラウイでは近年アルビノへの襲撃が増加し、2014年末以降に報告されただけでも65件に上った。エロ氏は同国政府に、アルビノの保護と犯人への捜査強化を要請。政府は市民社会や開発支援者らと緊密に協力し、警官や法曹への訓練を強化して犯人をより厳しく処罰するべきだと主張した。同氏によれば、同国では牛を盗んだ犯人の方が厳しい罰を受けるという。

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