イラク要衝の奪還作戦、ISISが政府庁舎から撤退

イラク軍がISISから解放したとするラマディ南東区域=Iraqi security forces

イラク軍がISISから解放したとするラマディ南東区域=Iraqi security forces

(CNN) イラク政府軍は27日、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に制圧された要衝ラマディの奪還作戦で、ISISが本拠としていた政府庁舎から撤退したと発表した。政府は、数日以内に同市を完全に奪還できるとの見通しを示している。

イラク軍司令部の報道官がCNNに語ったところによると、政府庁舎では数日間に及んだ戦闘の末にISIS側の抵抗がやみ、戦闘員が撤退したことが判明した。

同報道官によれば、ISIS戦闘員はほぼ全員が逃走したか、殺害された。軍部隊は内部に入ったわけではないが、「庁舎を完全に包囲して支配下に収めた」という。

イラク政府は28日、庁舎で国旗掲揚の儀式を行う予定。数日のうちにラマディを全面的に奪還する構えだ。

ただISISは撤退前に路上や建物の中に即席爆弾を仕掛けているため、政府側は慎重な進軍を強いられている。

ラマディはイラクのイスラム教スンニ派人口が集中し、首都バグダッドにも近い要衝。今年5月にISISに制圧され、カーター米国防長官が「イラク軍に戦う意志がなかった」と批判していた。

イラク政府当局者によると、奪還作戦の前線には軍の部隊と対テロ部隊、連邦警察要員が配置され、シーア派民兵は参加していない。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]