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トルコ大統領、ロシアへの謝罪を拒否 戦闘機の撃墜問題で CNN EXCLUSIVE

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トルコのエルドアン大統領。自軍の対応は正当なものだったと主張した

トルコのエルドアン大統領。自軍の対応は正当なものだったと主張した

(CNN) トルコがシリアとの国境付近でロシアの戦闘機を撃墜した問題で、トルコのエルドアン大統領は26日、首都アンカラでCNNの単独インタビューに応じ、「謝罪すべきは我々ではない」と述べてロシアへの謝罪を拒否する姿勢を示した。

エルドアン大統領は、ロシアが領空を侵犯したため撃墜したとの主張を崩さず、「我々の領空を侵犯した者こそ謝らなければならない。我々のパイロットや部隊は、交戦規定の違反に対応して任務を遂行したにすぎない」と強調した。

アンカラで開かれた地域指導者との集会でも同大統領は、「もし今日、同じ侵犯が起きれば、トルコは同じ対応をしなければならない」と言明した。

一方、ロシアのプーチン大統領は同日、首都モスクワで記者団に対し、「同盟国だと思っていた相手に攻撃されるとは、まさか思ってもみなかった」「トルコは友好国だと思っていた」と語った。

トルコ軍は25日、ロシア機への警告内容を収録したとする音声も公開した。しかしロシア国防省はこの音声について26日のツイッターで、「常習的なでっち上げ」と一蹴している。

プーチン大統領が、ロシア機は国境から1キロのシリア領内で撃墜されたと主張しているのに対し、エルドアン大統領はトルコの領空を17秒間飛行した後にトルコで撃墜したと主張。CNNのインタビューでもエルドアン大統領は、「飛行していた2機のうち1機はシリアに戻り、もう1機はまだトルコの領空にいたので我々の航空機に撃墜された」と話している。

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