米国の対外軍事支援、75%がイスラエルとエジプト向け

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会談するオバマ米大統領(右)とイスラエルのネタニヤフ首相

会談するオバマ米大統領(右)とイスラエルのネタニヤフ首相

(CNN) 米政府がこのほど発表した対外支援に関する報告書によれば、昨年の同国の対外軍事支援は計59億ドル(現在のレートで約7260億円)に達した。

金額で言えばソマリアの国内総生産(GDP)に匹敵する数字だが、気になるのはその行き先だ。

最も多額の軍事支援を受けているのはイスラエルで31億ドル。次がエジプトの13億ドルと、この2カ国だけで全体の約75%を占める。

経済統計情報の専門サイト「ハウマッチ・ドット・ネット」は、国土の広さを軍事援助の規模に適合させた世界地図を作成。これを見れば、米国による支援がいかに偏った配分となっているのかが一目で分かる。

各国のうち、昨年米国からの軍事支援額が多かった上位5カ国は以下の通り。

1.イスラエル 31億ドル

2.エジプト 13億ドル

3.イラク 3億ドル

4.ヨルダン 3億ドル

5.パキスタン 2億8000万ドル

地域別に見ると中東が64%、アフリカが23%となり、この2地域だけで全体の86%を占めている。

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