イエメン和平協議、ジュネーブで14日開催 国連が仲介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

イエメン・サヌア(CNN) ハディ暫定大統領派とイスラム教シーア派の反政府組織「フーシ」の交戦が続くイエメン情勢に関連し国連事務総長室は6日、和平協議が今月14日、スイスのジュネーブで開かれると発表した。

国連の声明によると、同暫定大統領は代表団を派遣すると述べた。一方、フーシ革命評議会責任者もCNNの取材に協議に参加する考えを明らかにした。

国連仲介の和平協議は当初、5月28日に開催予定だったが、延期されていた。

一方、イエメンに軍事介入するイスラム教スンニ派諸国の有志連合軍を主導するサウジアラビア軍当局は6日、イエメンの反政府武装勢力が複数のスカッドミサイルの攻撃を行ったことを受け、パトリオットミサイル2発を発射したと述べた。国営サウジ通信(SPA)が伝えた。

フーシの上位司令官3人はCNNの取材に、イエメン北部にある拠点サーダから6日、少なくとも3発のスカッドミサイルをサウジ領内へ向けて撃ち込んだと述べた。標的は、イエメン国境から約129キロ離れたサウジのハミースムシャイト市だったと明かした。

サウジ率いる有志連合軍は米国と協調する形で今年3月末からフーシの拠点などに空爆を加えている。

「World」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]