バグダッドで自爆テロ続発、ISISが犯行声明

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バグダッド(CNN) イラクの首都バグダッドで6日と7日に自爆テロが発生し10人以上の死者が出た事件で、イスラム過激派組織「イラク・シリア・イスラム国」(ISIS)が8日までに犯行を認めた。

米国のテロ監視サイト、SITEインテリジェンスによると、ISISは関連サイト上で、自爆犯がリビア人とレバノン人だったことを明らかにした。

イラク治安当局者がCNNに語ったところによれば、6日にバグダッド市内の喫茶店で1人が自爆し、近くにいた10人以上が死亡。7日昼すぎには、同市内のイスラム教シーア派寺院から1キロほど離れた検問所で車を使った自爆テロがあり、少なくとも10人が死亡、14人が負傷した。検問所周辺は交通量が多く、爆発で渋滞が起きた。

ISISは先月末、シリア北部アレッポからイラク中部ディヤラ州にかけての地域にイスラム国家を樹立すると宣言していた。今月初めには、国家トップに任命されたバグダディ師とみられる人物のビデオがネット上に流れた。

イラク当局はこのビデオの真偽を含め、バグダディ師の動きなどを調べた結果を9日中に公表する予定だ。

一方、イラク連邦議会は挙国一致政権の樹立に向け、暫定議長が13日に審議を再開すると発表。その数時間後、国営テレビが議会情報筋の話として、再開は8月12日まで延期されたと伝えた。議長や大統領、首相などの人事で与野党の調整が難航しているためだという。

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