台湾で学生らが立法院占拠 中国との貿易協定に反対

2014.03.20 Thu posted at 11:23 JST

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(CNN) 台湾の立法院(国会)が18日夜から19日にかけて、与党・国民党が推進する中国との貿易協定に反対する数百人の大学生らによって占拠された。

議場内に入った学生らは入り口に椅子でバリケードを築いて立てこもっており、立法院の周辺には多くの支持者が集まっている。

学生らが反対しているのは、昨年、中台が上海で調印したサービス貿易協定。中台間の投資や貿易を容易にするという内容だが、これには台湾経済への悪影響や、大陸との関係強化による台湾の民主制度の弱体化を懸念する声が上がっている。

学生らは、協定の承認法案が審議される予定の21日まで占拠を続ける予定だという。

台湾の国営通信社によれば、学生らが乱入したさいに制止しようとした警察官38人がけがをしたという。占拠側の4人が逮捕された。警察によれば、立法院の内外には2000人を超える学生や支持者がおり、警官も同数程度が配備されたという。

対中関係は2008年に馬英九(マーインチウ)総統が就任して以降、改善が進んでいる。先月には初の閣僚級会談が行われ、中国の国営新華社通信によれば双方は定期的な対話を行うことで合意したという。

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