クリミア住民投票、ロシア編入承認へ 欧米は「違法」と反発

クリミア半島で住民投票

ウクライナ南部ペレバルネ(CNN) ウクライナ南部のクリミア自治共和国で16日、ロシアへの編入の是非を問う住民投票が実施された。編入が圧倒的な賛成多数で承認される見通しだ。欧米諸国は投票が違法だと主張し、強い反発を示している。

投票は午後8時に締め切られ、開票作業が始まった。クリミア選挙管理委員会の責任者が発表したところによると、投票率は80%以上。開票率75%の時点でロシア編入への賛成票が96%を占めた。ロシア国営RIAノーボスチ通信は出口調査の結果として、約93%が編入に賛成したと伝えていた。

クリミア自治共和国はロシア系住民が大半を占め、編入反対派はボイコットを表明していたことから、住民投票での承認は確実とみられていた。

自治共和国のアクショノフ首相は、中心都市シンフェロポリのレーニン広場で「われわれは故国に戻る。クリミアはロシアだ」と宣言。広場には音楽が流れ、集まった人々がロシア国旗を振って歓声を上げた。

米ホワイトハウスによると、オバマ米大統領は16日、ロシアのプーチン大統領と電話で会談し、住民投票はウクライナ憲法に違反しているうえ、ロシアによる軍事介入の脅威の下で実施されたと改めて批判。米国や国際社会がその結果を認めることはないと強調した。

さらに、ロシアの行動はウクライナの主権と領土に対する侵害だと非難し、「欧州諸国と協力してロシアにさらなる代償を科す用意がある」と述べた。

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