マレーシア機、飛行ルート大きく外れる 盗難旅券で搭乗のイラン人写真公開

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行方不明のマレーシア機に盗難パスポートを用いて2人が搭乗していた=China Travelsky提供

行方不明のマレーシア機に盗難パスポートを用いて2人が搭乗していた=China Travelsky提供

このうち18歳の男性は当初、「19歳のイラン人でドイツに移住する予定だった」と伝えられていた。マレーシアの警察責任者は、この人物について他国の警察などにも問い合わせて調べた結果、テロ組織のメンバーだった可能性は低いことが分かったと述べている。

マレーシア機からの通信が途絶えたタイ湾や、マレー半島西側のマラッカ海峡、アンダマン海では、関係諸国などによる大規模な捜索作業が続いている。これに加え、中国は衛星10基に気象観測や通信の支援を指示。米海軍は対潜哨戒機のP3Cオライオンを投入した。

2009年に大西洋上でエールフランス航空機が消息不明となった事故では、5日後になって初めて残がいが発見された。海底に沈んだ機体の主要部分とともに乗客らの遺体が収容されたのは、さらに2年近くたってからだった。

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