ロケット弾で米兵4人死亡か 移譲完了のアフガン

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(CNN) 米国防総省当局者が18日、匿名で語ったところによると、アフガニスタンの首都カブール郊外にあるバグラム空軍基地がロケット弾による攻撃を受け、米国人4人が死亡した。同国ではこの日、全土の治安権限が国際治安支援部隊(ISAF)から現地部隊に移譲されたところだった。

ISAFは声明で、同国東部で起きた攻撃により隊員4人が死亡したと発表したが、犠牲者の国籍や具体的な場所は明らかにしていない。

ISAFからの治安権限移譲に際し、カルザイ大統領は「今後はわれわれが治安維持を担う」と自信を示した。一方で、反政府武装勢力タリバーンは最近も、最高裁を狙った自爆テロやカブール国際空港付近での襲撃事件を起こしている。18日にはイスラム教シーア派の野党議員の車列が自爆テロの標的となり、3人が死亡、警護要員ら21人が負傷した。

米軍からは現在約6万6000人がアフガンに駐留しているが、今年末までには戦闘任務を終わらせてアフガン治安部隊への支援や訓練に切り替え、約3万2000人まで削減することになっている。

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