シリアに化学兵器使用の兆候か 米情報当局が懸念

アサド大統領

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(CNN) シリアのアサド政権が、保有する化学兵器の使用に踏み切る可能性が出てきたとして、米情報当局が懸念を示している。米高官が3日までにCNNに匿名で語った。

同高官は化学兵器に関して数日前から「気掛かりな兆候」がみられ、「アサド政権が化学兵器の使用を検討しているとの懸念がある」と述べる一方、同政権の意図について米政府が最終的な結論を出したわけではないと強調。最近の活動が特別な指令に基づくものかどうかも不明だと述べた。米国が入手した情報の具体的な内容は明らかにしなかった。

化学兵器使用の懸念については、2日付の米紙ニューヨーク・タイムズが最初に伝えていた。

シリアは通常、化学兵器を砲弾やロケット弾、ミサイルとは別の場所に保管しているとされる。米国や中東諸国の情報機関は数カ月前から、弾頭をミサイルに搭載するなど発射準備の兆候があるかどうかを監視してきた。

米政府によると、これまでに少なくとも2回、化学兵器の移動を察知したが、いずれも戦闘激化にともない、より安全な場所に保管するのが目的とみられていた。同高官によれば、今回は単なる移動より「一歩先」の活動が見つかっているという。

オバマ米大統領はかねて、シリアが化学兵器を使用した場合は「一線を越えたとみなす」と明言し、軍事行動を辞さない構えを示している。

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