米軍、イラクで親イラン組織の施設に報復攻撃 バイデン大統領が指示

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米軍はイラクで、親イラン民兵組織と関連グループが使っていた施設を空爆した/Joshua Roberts/Reuters

米軍はイラクで、親イラン民兵組織と関連グループが使っていた施設を空爆した/Joshua Roberts/Reuters

(CNN) 米ホワイトハウスによると、米軍は25日夜、イラクで親イラン民兵組織「カタイブ・ヒズボラ」と関連グループが使っていた施設3カ所を空爆した。イラクで米兵3人が負傷した攻撃などを受け、バイデン米大統領が指示した。

米中央軍は初期調査の結果として、空爆でカタイブ・ヒズボラのメンバー複数が死亡した可能性が高いと発表した。民間人の被害はなかったとみられる。

ホワイトハウスによれば、同組織は25日午前、イラク北部エルビル空軍基地の米軍部隊を自爆型無人機で攻撃したと発表していた。

オースティン国防長官が同日午後、バイデン氏に報告し、同氏が複数の選択肢の中から空爆を命じたという。オースティン氏は声明で、エルビル基地などイラク、シリアでの米軍への攻撃に対し、「必要で相応な」報復を実行したと述べた。

米国家安全保障会議の報道官によると、空爆の標的となったのは無人機の作戦に特化した施設だった。

米国家情報長官(DNI)のウェブサイトによれば、カタイブ・ヒズボラはイラクとシリアで米要員に大きな脅威を及ぼしている。イラクから米軍と有志連合の部隊を追放する狙いがあるとみられる。

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