米軍初の黒人航空部隊に参加、3つの戦争経験した102歳元准将亡くなる

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メリーランド州フレドリックの飛行場で100歳の誕生日を祝うフライト後にポーズを取るチャールズ・マクギー氏=2019年12月6日/Staff Sgt. James Richardson/US Army

メリーランド州フレドリックの飛行場で100歳の誕生日を祝うフライト後にポーズを取るチャールズ・マクギー氏=2019年12月6日/Staff Sgt. James Richardson/US Army

(CNN) 米軍初の黒人航空部隊「タスキーギ・エアメン」の元隊員で、准将まで務めたチャールズ・マクギー氏が16日、死去した。102歳だった。家族の報道担当者が明らかにした。

家族は「マクギーは心の優しさと謙虚さで知られる生きる伝説であり、あらゆる面をポジティブに捉える人物だった」「最後の半世紀は未来の世代に空のキャリアを追求するように呼びかけるとともに、最善を尽くして夢を追い、試練を耐え抜くことを説いていた」と声明で述べた。

マクギー氏は第2次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争の3つの戦争で409の戦闘任務を完遂し、30年間現役で過ごした。2007年には議会名誉黄金勲章を授与されるなど数多くの表彰を受け、11年には米国立航空殿堂入りも果たした。

オースティン国防長官はツイッターへの投稿で「今日、我々は米国のヒーローを失った」と述べ、その死を悼んだ。

マクギー氏には3人の子ども、10人の孫、14人のひ孫、1人のやしゃごがいる。

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