学校配備の警官を増員、マスク義務付けめぐり緊迫 米コロラド州

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米コロラド州イーグル郡では、学校でのマスク着用義務付けをめぐって地域社会の緊張が高まっているとして、学校配備の警官が増強される/Google

米コロラド州イーグル郡では、学校でのマスク着用義務付けをめぐって地域社会の緊張が高まっているとして、学校配備の警官が増強される/Google

(CNN) 米コロラド州イーグル郡保安官事務所は15日、学校でのマスク着用義務付けをめぐって地域社会の緊張が高まっているとして、16日から学校に配備する警官を増やすと発表した。

これに先立ちイーグル郡学校区は13日、就学前から8年生までの児童・生徒がいる校舎や早期学習センターに立ち入る場合、および中学校の屋内運動イベントの最中は、新学期が始まる16日から全員のマスク着用を義務付けると発表していた。

マスク着用義務付けは、新型コロナウイルスの感染率やそれに伴う死者数が増え続ける中で、イーグル郡公衆衛生局や地域の学校との会合で決まった。

子どもにマスクを着けさせたくない保護者は、同地区のオンラインスクールやホームスクールに子どもを出席させたり、地区外で代替策を探したりすることもできるとしている。

マスク着用に関する決定に不服がある住民に対しては、抗議の矛先を「学校以外の場所」に向けるよう促し、授業を妨害しないよう求めた。

保安官事務所も「私たちの目標はあなた方と同様に、子どもたちに安全な状態で学校に戻ってもらうことにある」と強調。「意見を表明したい人が移動の自由や学校の機能に干渉したり妨害したりすることのないよう求める」とした。

8月15日にコロラド州で報告された新型コロナウイルスの症例数は811例、集中治療室(ICU)の病床使用率は85%となっている。

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