米議事堂襲撃、警官4人が生々しい証言 下院委で初の公聴会

従軍経験を持つゴネル氏は、議事堂襲撃について戦地以上の恐怖を感じたと振り返る/CNN

従軍経験を持つゴネル氏は、議事堂襲撃について戦地以上の恐怖を感じたと振り返る/CNN

外野から見守るトランプ氏の仲間

下院民主党はこれまで、マラー特別検察官の証言からウクライナ疑惑での弾劾(だんがい)手続きまで、数多くの高位の人物の公聴会を開いてきた。

だが、今回は初めて、トランプ氏を守る同氏の仲間がいない状況での調査となる。

9人の委員は民主党から7人、共和党から2人。全員が襲撃事件の真相を探る重要性について認識を共有している。

下院共和党のマッカーシー院内総務は5人の共和党の委員を指名したが、そのうち2人をペロシ下院議長が拒否したことを受けて、指名案を撤回した。マッカーシー氏は、ペロシ氏の特別委員会は政治的動機に基づくものだと批判。同僚議員らとともに公聴会前に記者会見を開き、ペロシ氏を攻撃した。

だが、ペロシ氏が指名した共和党の委員2人はマッカーシー氏の主張に反論する姿勢を見せている。

共和党のアダム・キンジンガー委員(イリノイ州選出)は、「共和党の多くの議員が襲撃事件をただの党派間の争いだと見ているから、何が起きたのかをいまだ正確につかめていない」「それは有害で、警官やその家族、議会スタッフ、米国民への仕打ちとなる」と発言した。

襲撃事件の影響は政治の外に及んでいる

27日の証言では、襲撃事件を間近に経験した人々にとって、その影響が長く続いていることが示された。特に議事堂警察は警官の士気低下や相次ぐ退職の問題に直面している。

証言に立った警官からは、議事堂で守ろうとした議員が事件を無視したり、大きく取り扱わないようにしている姿勢に率直な不満が表明された。

ゴネル氏は「あなたがたは擁護しようのないものを擁護しようとしている」と批判。「それは一般の警官の士気をそぐだけでなく、将来の警官候補の士気もそぐ」「議員らが気にもしないときに、どうして彼らのために命を賭けようと思うのか」と語った。

ダン氏は事件の精神的影響が多くの警官に残っていると説明。自身はカウンセリングを求めており、同僚にもカウンセリングを受けることをためらわないでほしいと語った。

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