強盗未遂が人質事件に発展、ウェルズ・ファーゴ支店で立てこもり続く 米ミネソタ州
(CNN) 米ミネソタ州セントクラウドにある金融大手ウェルズ・ファーゴの支店で6日、強盗未遂に端を発した人質事件が発生した。現在も店内の人が人質にされた状態が続いている。
同州セントポール警察によると、現地時間の6日午後2時ごろ、同支店に強盗が入ったらしいとの通報があった。
ウェルズ・ファーゴの広報は、同支店内で人質事件が起きていることを確認。「地元当局に協力しており、捜査を全面的に支援する」「お客様と従業員の安全を最優先する」と説明している。
CNN提携局WCCO―TVの映像によると、現場の建物からはこれまでに少なくとも2人が出てきた。いずれも女性で、見守っていた人たちから拍手で迎えられた。2人がウェルズ・ファーゴの従業員かどうかは分かっていない。
現場の建物から脱出した女性らは拍手で迎えられた/WCCO
セントクラウド警察は、現時点で負傷者に関する報告はないと説明、米連邦捜査局(FBI)が捜査を支援していることを確認した。
セントクラウドはミネアポリスから約100キロ北西に位置する。