大坂なおみ、「ローレウス世界スポーツ賞」を受賞 抗議活動も評価

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大坂なおみ選手は2020年の全米オープンで、人種差別などで犠牲となった人々の名前を記したマスクを着用した/Al Bello/Getty Images

大坂なおみ選手は2020年の全米オープンで、人種差別などで犠牲となった人々の名前を記したマスクを着用した/Al Bello/Getty Images

(CNN) 女子テニスの大坂なおみ選手(23)が、「スポーツのオスカー」とも呼ばれるローレウス世界スポーツ賞で年間最優秀女子選手賞に選ばれた。

大坂選手は昨年、全米オープンを制したが、授賞理由はコート上での成功だけではなかった。

全米オープンの大会中、「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)」運動が高まりを見せていた時期に、大坂選手は1試合ごとに違うマスクを着用。それぞれにマスクには、警察や人種差別絡みの暴力の犠牲になったとされる黒人の名前が書かれていた。

大坂選手は受賞のコメントで、自身の「ロールモデル」の多くが獲得してきた同賞を受賞できるのは「大きな意味」があることだと説明。

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