真珠湾攻撃79年の追悼式典、コロナ受け退役軍人ら出席せず

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2019年の式典に参加した海兵隊員。今年は新型コロナの感染拡大を受け、退役軍人らの出席が見送られた/Kat Wade/Getty Images

2019年の式典に参加した海兵隊員。今年は新型コロナの感染拡大を受け、退役軍人らの出席が見送られた/Kat Wade/Getty Images

(CNN) 米ハワイ州で7日、日本軍による真珠湾攻撃から79周年の追悼式典が開催された。今年は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、退役軍人らの参列が見送られた。

追悼式典は毎年、ハワイ・オアフ島の真珠湾で開催され、攻撃を生き延びた元兵士や遺族らが参加してきた。

だが今年は、式典を主催する国立公園局と海軍が元兵士らの健康を優先するとして、招待を控える決断を下した。

海軍の報道担当者は「われわれの知る限り、生き残った兵士ら退役軍人の姿がない式典は初めてだ」と述べた。

式典は非公開で1時間にわたって開催され、今年も冒頭では海軍の太平洋艦隊音楽隊が「合衆国第2の国歌」と呼ばれる「ゴッド・ブレス・アメリカ」を演奏。最後は祝砲と儀礼飛行が締めくくった。

元兵士らはオンラインで参加し、現地の参列者はマスクを着用していた。

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