バイデン氏がマコネル氏にかける電話が重要となる理由

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共和党のマコネル上院院内総務。バイデン前副大統領からのコンタクトはあるのか/Stefani Reynolds/Getty Images

共和党のマコネル上院院内総務。バイデン前副大統領からのコンタクトはあるのか/Stefani Reynolds/Getty Images

(CNN) 米大統領選で現時点で選挙人の獲得数で有利に立っているとみられる民主党候補のバイデン前副大統領は、勝利した場合にかける電話の長いリストがある。その中でも最重要の相手の一人が共和党の上院トップ、マコネル院内総務だ。

日本時間7日午前4時の段階で、両者はまだ会話を交わしていない。バイデン氏の側近は時期が早すぎると述べた。だが、もしバイデン氏が選挙で勝てば、その後電話がかけられることになるだろう。

大統領選と同時に行われた上院選で共和党が過半数を維持した場合、マコネル氏がバイデン政権の内閣の承認にあたってキーパーソンとなるからだ。

バイデン氏とマコネル氏は上院で何十年もともに過ごした長年の関係がある。さらに、バイデン氏が副大統領を務めたオバマ政権時代には緊密に折衝し取り引きを実現してきた。

バイデン氏の友人は「今ほどその関係を必要とするときはないだろう」と語る。

マコネル氏側は、バイデン氏への接触に極めて慎重な姿勢を示している様子だ。仮に選挙結果で負けが示されてもトランプ氏はそれを拒絶すると見込まれ、非常に神経質な状況となっているためだ。マコネル氏に近い人物は、適切な時期となり会話することを望む段階になったらバイデン氏と話すだろうと語った。

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